昭和瀝青工業株式会社

技術センター 開発 フェロー

UESAKA KENICHI上坂 憲一

「良い道路」を実現する技術(ソリューション)を
開発・提供する。

今の仕事について

改質アスファルト、アスファルト乳剤の開発に携わっています。
SHOREKIは、道路資材の提供を軸に発展してきた経緯がありますので、どのように使用すればより効果的であるか、材料を提供するだけでなく、道路工事の工法を踏まえた当社資材の使用方法などあらゆる解決策(ソリューション)を提供しています。私は38年間、この仕事に従事してきて、業界のアスファルトにおける材料・技術に関するオーソリティであることに誇りに思っています。技術センターでの私の仕事は、SHOREKIが誇る技術や知識を伝授し、研究開発してきた多様な材料についてアドバイスすること。そして皆で力をあわせて、ユニークで役に立つ新しい商品を一緒に開発していきたいと考えています。

今後の展開、ビジョン

近年の人口減少等による税収の減少にともない、道路事業に関わる予算も少しずつ減ってきています。しかし、生活に必要な道路はこれからも維持していかなければなりませんから、限られた財政のなか、加速的に増加する老朽インフラを補修するために、低コストで、耐久性のある材料の開発は、必修課題であり、これからさらに進化を遂げていくことが求められるものであると感じています。また点検・補修を高度化・効率化するために、ICT技術の現場導入も推進されることでしょう。そのような状況をふまえ、SHOREKIはどのようなアプローチができるのか。SHOREKIは、創業から50年以上にわたり、ストレートアスファルトをコアとして国内の通信インフラを構築・保守してきたノウハウ・実績、技術を保有しています。だから今後もアスファルトのプロ集団として、どんな時代でも仕事を獲得できるはず。安定した事業環境の中、インフラの形成に貢献していくことができると考えています。

こんな人と一緒に働きたい

やる気のある人。
「やってやろう」という前向きな強い気持ちを持っている人。私たちの仕事は事業を通じて社会に貢献しています。自らの生活のためにお金を稼ぐことも大切ですが、それとは別にどこかで社会の役に立つという志が欲しいと思います。何のためにSHOREKIで働くのか?SHOREKIのアスファルトが道路となり、道路を使う人が快適に過ごす。その状況を見た、道路を管理する人が「SHOREKIの材料はいい」と認め、また道路資材として選ぶ。それが交通安全や環境保全につながり、ひいては社会貢献につながっていく。重要なことは社会貢献と自己成長、お客様や道路の利用者にどうやって喜んでもらうかを考え、結果として得た対価で豊かな人生と充実した生活を手に入れる。SHOREKIは「豊かさの相乗効果」を創造している会社だと思います。

学生の皆さんへメッセージ

この業界は昔からネガティブな3Kと言われてきましが、現在はそのイメージがポジティブな新3Kへと変わりつつあります。道路舗装の現場は他の業種に比べて大変なように見えるかもしれませんが、そこで従事している人たちは道を守ることにプライドを持っています。自分の仕事に対して、自信と誇りを持てる、やりがいのある、面白い仕事です。入社してぜひ、ご自身で体験、納得してもらいたいと思います。